【映画】ひみつのなっちゃん。

1月見に行った映画は「ひみつのなっちゃん。」
とても楽しみにしていたので、ムビチケも事前に購入しパンフレットも購入していざ!
ということで折りたたみでネタバレ感想です。
公式
見ようと思ったきっかけは好きな俳優さんが出る、というのも有るのですが
あらすじを見たときに、そうか人の最期というのは秘密に対してどう接すればいいんだろうか。
と。とても惹かれたのでムビチケ準備をしながら
ロードムービーか、どうなるんだろう~とわくわく映画公開を楽しみにしておりました。
鑑賞後の感想はとにかく温かい気持ちになれる、素敵な映画だったなあと帰りの電車でも温かいなあと、寒空の下を歩きながら
笑いあり、涙あり、そして登場人物全てに対して「この人の考えや人生はこんなことがあったのかな?」
と想像する余白がたくさんあり、しかしその余白が語り足りないという物足りなさではなくとても良い塩梅でして。
人は誰しも最期があるけど、多分これはもう全員何かしらの秘密はあると思うので、また改めて最期というものに対していろいろ考えることが出来るようになったなとしみじみしながら円盤の情報が出るのを楽しみにしております。円盤も買う。
とにかく登場人物全て言葉のやりとりとか、空気感が心地よくて
バージンさんはショーに出ることに対しての葛藤があるんだろうな、というシーンも所々にあってでも割り切るのとかって難しいんだろうな、というのが随所にあったりで。
あと職場でのやりとりのシーンと、クラブのママとの話をしてるときも分かってはいるけど、そうそう分かってはいるんだけど!ってこういったかんじでまたもどかしくなっちゃうんだよねえ。としみじみ。
モリリンは泣きながら過去の話をするときは
あ、そうそう若い頃って、人と話してもうどうしようもない気持ちを、どう伝えればいいんだろう、言葉ってどう伝えればいいんだろうっパニックになるとこの泣き方しちゃうんだよね。という演技力がもうすごくてすごくて。
映画を見ながら「ああーそうそう若い頃はさー」ってほんとあのかんじよもどかしさね。
ズブ子の彼氏からの電話のところはもうそうだよ、前むいていこ!って。
でも。次だよ次言われても、だって初めてだったんだよあんなときめきって。やっと、初めてだったのにもう次なんてすぐ無理だよ無理!
って、そりゃ次って言う方は言えるけど、その立場だったら次行けないよ!!!ってなってるところにトキメキの登場の早さで笑っちゃったけど、でもいいんだよそうだよ。幸せになってよ!
ってこれがすごい元気になれるシーンでした。とても好き。
作中では、やっぱり外から見るとどうだろうとか
いろいろな悩みも出てくるけど、やっぱり本当に考えさせてもらえて、私自身の中では新しい切り口での最期といいますか。
前向きに最期の準備はしておきたいなーと、笑顔でやっぱりおくりおくられたいんだよな~と。
本当に素晴らしい映画でした。よかった~。
監督さん、スタッフの皆様、俳優さん素敵な映画をありがとうございました。